0%禁パチ我慢

パチンコ依存症の頃の俺は、

もはや目的が別の次元にあった。


もちろん表面上は

「負けた金を取り返したい」

という気持ちなんだけど。


もしも負けてない状況でも打っていたと思う。

とんでもないループに陥っていたからね。




打ちに行くと、帰り際にふと思う。

「明日はこの台が出そうだな」

ってね。


だから次の日にパチンコに行かないと金を損したように錯覚をしていた。


急な予定なんかが入ってパチンコに行けないと、

「せっかく狙い台があったのに打てなかった」

「もったいない」

ってね。



その後、狙い台が出ていたものなら、悔しくて悔しくて。

「次にお宝台を見つけたら、嘘を言ってでもパチンコしてやる」

という有り様。


そうやってどんどん依存症を加速させた。


仮に、狙い台が出ていなかったとしても、

どんな理由をつけてでもパチンコをしていたんだろうけどね。


だからこそ、

終わりがない永遠のループ状態。



「出そうな台」というあいまいな判断だけで、

「他人に嘘を言ってでもパチンコする」状態。

生きる優先順位が、パチンコが一番の状態になっちゃったんだよね。



台のデータを見れば、

次の日にも必ず通ってしまう。



そろそろ出そうな台だと思いこめば、

次の日にも必ず通ってしまう。



カレンダーの日付が熱そうだと信じこんで、

次の日にも必ず通ってしまう。



負ければ悔しくて、

次の日にも必ず通ってしまう。



勝てば、もっと金がほしくなって、

次の日にも必ず通ってしまう。



ちょっと打ってない期間があれば運が溜まっていると錯覚して、

次の日にも必ず通ってしまう。



もうさ、


パチンコをやめるなんていう気持ちだけあっても、

絶対に行動に移せない状態。



そして、

狙い台だのなんだの思っているくせに、

まったく増えない金。

どんどん膨らむ負け。

負けるからやめられない。

勝つまでやめられない。

勝ったらやめられない。

負けるまでやめられない。


負のループ。


そして、

自分が嫌になる。



人生がどうでもよくなる。

今パチンコやめても何も変わらないと思い込んでしまう。


だから、

まだまだパチンコにのめり込む。


・・・


思い出しただけでも鳥肌が立つ。

怖い。

俺はこのループには絶対に戻らない。

こうやって恐怖を思い出す作業も必要な事だと今は思う。


今日も財布の金は減らない。

俺の禁パチ人生の展望
まずは「借金問題を解決する」こと。
そして「禁パチ中の暇を埋める」こと。
同時に「仕事の悩みを解決する」こと。
そして「将来に向けたお金の計画」を考える。

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