0%禁パチ我慢

「パチンコが我慢できないので助けてほしいです」という人。

正直、そういう気持ちは俺にも痛いほどわかる。

「目を閉じると大当たりの演出が見えてくる」
「時計を見ると残り時間でいくら勝てるか計算しちゃう」
「勝っている状況を思い出してしまう」

本気で苦しんでいる真っ最中なんだろうね。
我慢したいけど、我慢できない。




その苦しみを抜けるには、
残された方法は多くない。

行きたい気持ちが湧いてきてパチンコを我慢できないってことは、
勝っている自分を想像しているんですよね。

大好きなあの台で、
沢山メダルや玉を積んでいる光景を想像しているんですよね。

店の中で誰よりも箱を積んでいるんですよね。

・・・

わかります。

・・・

でももう無理って知っているんでしょう?

「なんで行ってしまったのだろう」

って思いっきり後悔するのも心のどこかでわかっているのでしょう?

そして、

その事を全て理解してしまっているでしょう?


だから、

パチンコを我慢できないなんて甘えないで下さい。

そう。

俺のスリップを思い出すと、我慢という名の「甘え」でした。


子供と違って我慢したぐらいでは誰も褒めてくれません。
むしろ、大人なら我慢ぐらい当たり前。

そして、

人間は多少評価されないと、
モチベーションが保てないんですよね。

誰かに「禁パチ○日!?すごーい」って言われると
きっと頑張れるんですよ。

バカだから。

パチンコは精神年齢を下げるから。


でも、

パチンコの我慢には何も返ってきません。
(正確には、返ってくるまで時間がかかるので待てません。)

それに、

我慢しなくても怒られることもありません。
誰にも迷惑かけません。
(正確には、誰にも迷惑かけていないと思い込んでいます。)

だから、

心の奥底から我慢をしていなかったのが本音です。


今思うと、

俺は我慢にすら見返りを求めていたんでしょうね。
パチンコ脳なのでそれぐらい異様な発想もしたでしょう。

見返りがないから続かない。

甘える。

大事なことは先送りにして、目の前のパチンコ。

とりあえずパチンコ。

無心でパチンコ。

仕事よりもパチンコ。

飯よりもパチンコ。

冠婚葬祭も嘘ついてパチンコ。


最終的には、


パチンコ屋に向かっていくのも自分。
自動ドアをくぐるのも自分。
台を選ぶのも自分。
金を入れてるのも自分なんですよ。

さらに

ATMで金を引き出すのも自分です。
負けて悔しがるのも自分。

それって、

どこで何を我慢してんでしょうね?

・・・

あれ?

もしかしたら我慢って結果論なんじゃないの?

行かない事ができた人だけが
「パチンコ我慢できた」
と言っていいんだよね。

だってさ、

「これからパチンコ我慢します」
なんて誰でも言えるわけだもんね。

今までさ、

何年も何年もパチンコ三昧。

我慢なんて無縁の人生を送ってきたんでしょ?

だったらさ、

自分が変わりたいと思った時ぐらい腹の底から我慢してみようよ。

なぁ。

グッと堪えてさ。


いつもは「踏ん張る」って表現しているけど、
今回は我慢っていう目線で言うけどさ。

俺は自分で書いた文章を何度読み返したかわかんないよ。
何度も何度も読んで我慢してきた。

やっぱり我慢を避けて通る手段は絶対にないと再確認したね。

ちなみに、
禁パチ三ヶ月山を越えるだけで、
「我慢できない」なんて悩んでいた自分がアホらしくなったけどね。


今日も財布の金は減らない。

俺の禁パチ人生の展望
まずは「借金問題を解決する」こと。
そして「禁パチ中の暇を埋める」こと。
同時に「仕事の悩みを解決する」こと。
そして「将来に向けたお金の計画」を考える。

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