80%禁パチ我慢

禁パチを続けてどこかにもう大丈夫という安心感があった。

でも250日を越えてから何かわからない虚しさに襲われた。

禁パチを続けると、ほとんどの人が一度は味わうであろうこの感情。

それがどんどん大きくなっていく。




たばこを吸っている人ならわかるかもしれないけど、
お酒を片手に夕焼けに黄昏ながら一服という自分に酔ったりする。

そんなアイテムを禁煙で失うと

「どこか味気ない人生になった」

そんな感情になる。


たばこに対する自分の中でのどこかクールなイメージ。

今まで何十年も共に過ごしてきたお気に入りの銘柄。



そんな時間を失うわけだから。



健康に悪いことも理解して、
それでもその人生を選択し続ける人。

多少共感はできてしまう。

・・・・・

まぁ他人にも迷惑だから禁煙したほうがいいけどね。

うん。




で、


禁パチ250日を越えてある日の夕暮れ時。

パチンコ仲間と店から出てくる人々が、
笑顔で勝ち額や演出について楽しそうな表情をしていた。

「次行けるのは来月だから今日勝ててよかったぜー」


そうか。

この人は毎日通えない環境にいても、
継続的にパチンコを楽しんでいるのかと。



一瞬頭をよぎる。



俺もそのぐらいなら・・・
パチンコしても・・・

・・・・・

いや

・・・・・

ダメだ。

俺は絶対にやらない。


最初のタバコの話じゃないけれど、
俺は今、
「パチンコが本当に人生から消えかけている」
だからこそこんな感情になったんだと思う。

パチンコをしていて
決して充実した時なんてなかった。

でも、

あの何にも考えずに没頭して、
洗脳されるのも懐かしく思う。


250日を経過してもこんな感情と戦う日はある。

これが一度依存した人間の思考だ。


俺はもう一度再確認したよ。
俺はまだ依存症が完全に抜けていない。

一瞬のアホな発想や甘えでいつでもスリップできる状態だと。

まさか、このタイミングでこんな弱気な記事を書くと思っていなかった。

踏ん張る事は思っている以上にエネルギーを消費するんだ。

ただね、

一つだけ言えるのは、

スリップするよりも踏ん張る事のほうが気が楽だって事。

こういう効果があるから三ヵ月山を越えた景色はたまらないね。


さて、

今日は死んだじいちゃんの好きだった
カステラを買って帰ろう。


今日も財布の金は減らない。

俺の禁パチ人生の展望
まずは「借金問題を解決する」こと。
そして「禁パチ中の暇を埋める」こと。
同時に「仕事の悩みを解決する」こと。
そして「将来に向けたお金の計画」を考える。

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