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禁パチの掟の2つ目が決定しました。

「過去の自分を糧にする」

俺がこれから予定している掟の中には、優劣をつけられる物はない。

どれも俺の中では大事だし、
そして、伝えたい。

もう禁パチの枠では収まらない。

今回の掟を紹介させて下さい。


まず最初に、
この掟はアンリさんからリクエストを頂いていた私にとっても感慨深い掟です。
闇は暗ければ暗いほど、光はまた、強く射す【アンリさん寄稿】


過去パチンコしてきた自分への後悔



禁パチにとっての大きな壁の一つに、過去の自分への後悔がある。

その後悔を思うと、今更パチンコをやめても仕方ないなんて考えまで生まれてきやがる。

そりゃさ、
過去にパチンコしていない人生の方が絶対に良いのはわかる。

だから「後悔」の念が湧いてきちゃうんだよな。

でもさ、

よく考えてほしいのは、なぜ「後悔」できているのか?という事なんだよ。

あのさ、

人生で一度もパチンコをしたことない人がさ、
「パチンコしなくて本当に良かった」
なんて思って生きているわけないよな。
そして、ある日突然パチンコを知ったら・・・
パチンコに依存する事だってあるだろうね。

だって、今まで知らない世界なんだからね。

俺達はさ、

そういう人達よりも、どうしたら「後悔」するかを「知っている」という事になる。


飴玉が一万円ならば



もしもさ、飴玉が一万円だと言われたら、

「高い!」
「ふざけるな」
と思うよね。

でも、どうして「高いと思う」んだろう?
キャビアなんて20g程度で一万円を超える物もあるんだよ。

これは、
ちゃんとした相場を知っていて、過去の経験があるから。

つまりさ、
「素晴らしい」を知る為には必ず「みすぼらしい」を知らないといけないんだよな。

って事は、
俺達はパチンコに依存してしまう「みすぼらしい」を知っているわけだ。
言い換えるなら「人一倍素晴らしいが理解できる」って事なんだよ。

この原理を理解して、自分の中で消化できた時、
俺は本気で「依存症でよかったと思えた日」こんな風に思った。


パチンコに依存した経験はマイナスだけではなかった



はっきり言うと、パチンコになんて依存しない方がいいのは明白。そんな事は子供でもわかる。

でもさ、

人間は「過去の失敗があったから成功している」という事の繰り返し。

「苦労は買ってでもしろ」
なんていう言葉が残っているように、
苦労を知るのは、最終的に「幸せの為」なんだよ。



ある登山家が言ったよ。

遭難した時に・・・
「残飯を出すような食事をしていた自分に後悔した」ってね。

それからは、
「食べ物への感謝は忘れた事はない」ってね。



俺も思ったよ。

パチンコに殺されると悟った日に・・・
「金だけでなく時間を無駄にしてきた自分に後悔した」よね。

それからは、
「もう二度と」という覚悟をして「禁パチ」を誓ったさ。


過去の失敗を嘆くのは誰でもできる



過去の失敗がない人間なんていないじゃんか。
それを嘆いているだけなら誰だってできるよな。

でもさ、その失敗を活かすかどうかで未来が変わる。


・・・


そう。

「過去の自分を糧にする」

って事なんだよ。



禁パチっていう事を意識している内は「パチンコに捕らわれている」なんて思うかもしれないけど、
そんな風に自分のやってきた事を扱ってしまうから、どれだけ積み上げてもスリップするんだわ。

俺はさ、

こんな糞ブログやってると、沢山のメッセージを頂ける。
5年とか禁パチしててもスリップした話もある。

「禁パチの初心を思い出しました」って書いてあったんだよ。

つまりさ、

5年という期間で「禁パチの意義すらも忘れてしまった」状態だった方だったんだよな。

もちろんさ、

何度も言ってきたけど「禁パチのやり方」なんて個々違うかもしれない。

でも、俺はさ、

どうせ禁パチするなら「糧にする」禁パチを選びたいと思う。



最後にこれだけは言っておきたい。

常に禁パチを念頭に!とまでは言わない。

むしろさ、禁パチしている事を忘れている状態だって正常。

でも、心の奥底に灯した禁パチの火は消しちゃいけない。

忘れてしまいそうな弱々しい火だっていいんだよ。

そこに火種が残っていれば、きっと自分の人生の助けになる日が必ずくる。


今日も財布の金は減らない。

俺の禁パチ人生の展望
まずは「借金問題を解決する」こと。
そして「禁パチ中の暇を埋める」こと。
同時に「仕事の悩みを解決する」こと。
そして「将来に向けたお金の計画」を考える。


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