0%禁パチ我慢

パチンコ依存症(ギャンブル依存症)の用語で「スリップ」って言葉。

スッテンコロリン滑っちゃいました。
って意味じゃないって事はわかっていても、
ちゃんと理解していないっていう人もいるかもしれない。

これさ、

ちゃんとした意味を知っておくと、
どこかで助けになるかもしれない。


スリップが勘違いされるのってさ、
英語に「スリップ」っていう言葉があるからだよね。

しかも文章によく溶け込む。

「パチンコ我慢していたけどスリップしちゃいました」

意味が通じてしまう。


でも、


きちんと意味がある言葉なんだよな。

依存症におけるスリップの意味とは?


「Sobriety Loses Its Priority」の頭文字を取って「SLIP」という言葉になる。

Sobrietyってのは、酔ってない状態を指す。

Priorityってのは優先権。

つまり「Sobriety Loses Its Priority」とは、
「酔っていないという優先順位を失った」
って意味になる。
アルコール依存症で考えるとわかりやすいね。

パチンコ依存症の場合は、ギャンブルで置き換えて考えるわけだけど、
この「酔う」って表現は意外とすんなり受け入れられるはず。

だってさ、

酒のように枯渇を感じて欲する症状があるからね。

SLIPは回復過程に必要なもの


依存症から回復する時にさ、SLIPを経験していない人なんていない。

もしもSLIPを一度も経験しないで回復したのなら、
すなわち依存症ではなかったとさえ感じる。

だからSLIPしてしまっても手遅れという事はない・・・。

ただし、

一定の期間を過ぎてからのSLIPは「命」にも関わってくる。

死を意味するスリップ


スリップして簡単に出直しができるならば、回復行為は無意味だったって事になっちゃうよね。

つまりさ、

スリップすると前回より深い底からの再出発になる。



パチンコ依存症の話でこんな話を一度は聞いたことがあるよね?

禁パチ数年していた。
借金も完済していた。
ある日スリップ。
また前回よりも多額の借金をしてしまった。

こんな事が現実に起こる。

珍しい事じゃない。

だって「スリップ」したんだからね。

前回よりも多額の借金になる前に歯止めがきかないのはさ、スリップの怖さなんだよ。

何年も断酒していた人が、
たった一杯のお酒を飲んだのをきっかけにアルコール依存症に戻る。

こういう話とまったく同じ。



タイミングによってはスリップは「死」になる。

もちろん全員がそうなるとは限らないけど、1%の油断の代償としては受け入れられない仕打ちが返ってくるからね。



まぁ、

依存症は本当に厄介なのは間違いないけどさ、
本当に「回復している」パチンコ依存症はそう簡単にはスリップしない。
これもまた事実なんだよな。



いいか。

やっぱりスリップは本来依存症にとって最悪を意味する言葉。

「再出発」を選んでも「本当の再出発」ができる保証はない。

マイナスからの再出発は当たり前。

スリップという言葉に慣れてしまうなんて事になったら地獄はすぐそこ。


というわけで、
なんとなく理解できたと思う。


禁パチを山に置き換えた日から決めてたけどさ、
俺はこれからも滑るようにスリップという言葉を使っていこうと思う。

禁パチのスリップは時として命取り。

ちゃんと脳に刻んでおかないとね。



今日も財布の金は減らない。

俺の禁パチ人生の展望
まずは「借金問題を解決する」こと。
そして「禁パチ中の暇を埋める」こと。
同時に「仕事の悩みを解決する」こと。
そして「将来に向けたお金の計画」を考える。


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