0%禁パチ我慢
パチンコの脳に与える刺激は本当に強い。

眩しいほどの光で「視覚」をぶっ壊す。

けたたましい音で「聴覚」をぶっ壊す。

俺が知っている頃じゃ振動や風で「触覚」まで煽る台もあった。

五感の内3つも支配されるんだぞ。

も、も、もう一回っ!あの感覚を味わいたい!って。

依存する。


でもさ、

最近になってずっと思っている事がある。

パチンコの刺激なんてこの広い世の中にある「壮大な感動」に比べたら鼻くそ以下だと思えてきた。

それがわかっても問題はさ、
「壮大な感動は駅前や近所にはない」
って事なんだろうな。

だから手軽に味わおうと駅前に「シワシワのいちまんえん」を握りしめて走る。



でもね、



そんな風に感じるのはまるで経験不足なんだと改めて思う。

色々な事を経験している人は、パチンコを見てこういう。

「パチンコばっかりしてないで、○○しようぜ!」

って。

「うるせぇな。溢れ出る笑顔でこっちを見るなよ」

って感じで言う。



俺はさ、

「本を読むって事は人生を豊かにする」って、ずっと頭ではわかってた。

もちろんパチンコ依存症の時からわかってた。

きっと本当なんだろうなと思っても読まなかった。


でも実際に読みはじめてわかったのは、
「わかっているだけじゃ到底得られない経験」がそこにはあるんだよな。



誰でも「やったほうが良いことはわかっているけどやってない事」ってのはあると思う。

どんな小さい物からでもやるべきなんだよ。



そうするとさ、

驚く事にさ、

今まで自分の中で頂点にいた「パチンコの刺激」が少しづつ落ちてくる。

「パチンコよりもこっちの方がおもしろいぞ」なんてすぐになる事は無理。

でも、深く知っていく段階で必ず逆転する。

色々経験する段階で必ず逆転する。



この感情が面白いのはさ、

本来は比べる物事じゃないものがどんどん「パチンコの刺激を抜いていく」って事。

つまりさ、

「パチンコするより資格の勉強していた方がいいや!」

って。

パチンコ依存症じゃ絶対に考えられないよな。

「パチンコの代わりに資格の勉強をしろ!」
なんて言われたってできるわけない。

なのに、

自分から望んでそっちの道を選ぶんだよ。



そうなった時。

「パチンコの刺激」って物も「アホらしく感じる」わけだ。

あれほど苦しんだ刺激も、「あぁあのうるさい機械ね」って感じなんだよな。



いいか。

長期的な禁パチでもスリップする話を聞く事もあるけど、

禁パチ10年目で「あぁ暇だ。何しようかな・・・」なんていう日がある奴。
禁パチ1年目だけど「パチンコなんかやってる暇ないぜ!」っていう奴。

どっちの方が理想的なのか言わなくてもわかるよね。

スリップの要因にはさ、
「禁パチ期間中に多少でも経験を埋められなかった」
っていう原因もあるって事。



パチンコの刺激?

そりゃすごいよ。

例えに麻薬が出て来るほどだからね。

でも、もっと健全でもっと刺激的な事で世の中は溢れているのも事実なんだよ。

早く気付いた者勝ちだよな。

今日も財布の金は減らない。

俺の禁パチ人生の展望
まずは「借金問題を解決する」こと。
そして「禁パチ中の暇を埋める」こと。
同時に「仕事の悩みを解決する」こと。
そして「将来に向けたお金の計画」を考える。

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