60%禁パチ我慢

ある男の話。

給料日になって、口座に給料が振り込まれる。

意気揚々とパチンコに向かう。

勝っては負けを繰り返し、ものの1週間で給料を使い果たす。

過去を振り返ってもここまでコテンパンに負けるのは初めて。

頭を過るのは、
「お金を借りられる人はいないだろうか・・・」
「借りる時の嘘はどうしようか・・・」
「いくら借りようか・・・」
「最後のリベンジでパチンコへ行く分も上乗せして借りたい・・・」
って事だ。



でも、

どうやら今回は誰からも借りられない。

仕方ない。

初めての「消費者金融」を決意する。

「早めに返せば大丈夫だろう・・・」
「今回だけ・・・」
「いくら借りようか・・・」
でもわからない事だらけ。

ネットで調べて審査や契約の方法を学ぶ。
今回は無人契約機を選ぶ。

辺りに誰もいない事を確認して、無人契約機に入る。

身分証明書を読み取って、画面の指示と数秒のオペレーターとのやりとりで「10万円」が目の前に出て来た。

なんとか助かった・・・

「3ヵ月もあれば返せる・・・」

しばらくは我慢する。

でも、

魔が差す。

『借りた金でパチンコ』

今回の借りた金は家族や友人からではない。少額とはいえ金利が付く。
でも、支払いや生活費を除いてみると少しだけ余裕がある。

とうとうキャッシングしてパチンコしてしまう。

そのパチンコで奇跡的に5万円勝つ。

本来なら真っ先に返済するはず。

でも、考えたのは、

「この元手で借りた分の全額を勝てばいいじゃないか・・・」
「5万円あればなんとかなるぞ・・・」
「明日はアノ台が出るはずだ・・・」

一度借りた金は、危機感が薄まってしまう。

そして、パチンコで勝った金というのは「本来は無くて当然」の金だから簡単に使えてしまう。



連日パチンコに行く。

浮き沈みはあった。

あと少しで目標の10万を勝つこともできるぞという場面もあった・・・

でも、

どうしてもやめられない。

借金の金額や返済の事は頭ではわかっているのに。

目の前に消費者金融からキャッシングした金があると「パチンコに行ける」という考えが消えない。

そして、

使い果たす。

当初の5万勝ちはもちろん、10万円借りた金額にも影響するほどに。




次の給料日。

返済日にまず3万円返済した。

それでも少しだけパチンコ打つ余裕がある。

本来ならその分も返済すればいいのに、パチンコを打つ軍資金だけはしっかり確保する。



負ける。

今回は3日でパチンコを打つ軍資金がなくなる。

残りの27日間パチンコなしの生活には絶対に耐えられない。

ふと思い出す。

「返済した分をもう一度借りて、来月から返済しよう・・・」

返済からわずか数日でまた借金10万。

今度は給料日からわずか3日。



もちろんパチンコは勝てない。



ここで決断する。

「軍資金が少ないから負けたんだ・・・」
「融資枠の増額の審査をしよう・・・」

給与明細を提出して、審査の結果50万円まで融資枠が増えた。

「生き返った・・・」
「これならなんとか人生をやり直せる・・・」

しかし、

数ヶ月の返済生活の上に徐々に借り入れが増える。

なぜなら、「自由に引き出せる魔法の口座のような感覚に陥っている」から。

「この台はあと少しで当たる・・・」
「あと三万だけ借りよう・・・」
「なぁーに当たればなんとかなる!」

しかしそんな簡単に当たるわけはない。

借金が増える。

気付くと、二社目の借り入れの方法を検索したている自分がそこにはいた。



「パチンコの借金はパチンコで返す・・・」
「借りるのは今だけ・・・」
この状態のまま、今後の人生は流れる。




借りなきゃいけない金額までパチンコに使ってしまった「あの日」が人生の分岐点。




パチンコの借金があるのなら、
返し方をきちんと検討して、
一ヶ月でも早く返す努力をした方がいい。

全額返済する日。

想像してみろよ。


今日も財布の金は減らない。

俺の禁パチ人生の展望
まずは「借金問題を解決する」こと。
そして「禁パチ中の暇を埋める」こと。
同時に「仕事の悩みを解決する」こと。
そして「将来に向けたお金の計画」を考える。

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