0%禁パチ我慢

世の中の「依存症」に対する流れが変わっているよね。

「パチンコ依存症」というものが世の中に認知されて、
様々な部分で動きがある。

それがIR法案きっかけだって別にいい。
本当にパチンコ依存症の為に国や企業が動くならね。

で、

先日こんなニュース。




パチンコホールを中心に総合エンターテイメント事業を展開する株式会社マルハン(本社:京都・東京 代表取締役社長: 韓 裕)は、パチンコ・パチスロ依存問題に対する取り組みの一つとして、当社が運営するパチンコホールが所在する全44都道府県にて「自己申告プログラム」を導入しました。


自己申告プログラムだそうだ。


●自己申告プログラムとは●
パチンコ・パチスロをご遊技される会員カードをお持ちのお客様が、1日の使用金額の上限を店舗に自己申告すると、その上限額を超えた場合に店舗スタッフがその事実をお客様にお知らせするシステムです。このシステムにより、適度にパチンコ・パチスロを楽しみたい、のめり込みを抑制したい、と考えるお客様の要望に応え、安心した遊技環境をサポートするものです。


うん。

こうして「きちんと何かする」という流れは嫌いじゃない。

うん。

でもさ、
「このプログラムが本当に機能する事はない」
だろうよ。

パチンコ依存症が自己申告できるような症状なら、
本人も苦労していない。

少なくとも俺はさ、
誰にも気付かれないように「パチンコ依存症」を一生懸命やってたような奴。

特定の店舗だけの力でとても制御できるような症状じゃないんだわ。



もしもパチンコ依存症当時の俺が、
「パチンコ依存症なので自己申告プログラムをお願いします。上限は1万円にします」
ってある店舗で利用したとする。

俺はさ、

「あの店舗は自己申告してしまって行きにくいから隣のパチンコ屋に行こう」
って事が簡単にできちゃうわけだ。

つまりさ、
まったく制御されてないんだよな。



まぁ、
一つだけ言える。

「何もしていない店舗よりはまだ健全性がある方だ」
ってぐらいには思う。



あのさ、

IR法案の成立だとかでさ、
急に「国民の依存問題に本気です」みたいな顔するなよな。

業界の衰退だとか出玉規制でさ、
急に「お客様の心配しています」みたいな顔するなよな。



「本当にパチンコ依存症の為を考えているのか」
なんて事はさ、
元パチンコ依存症には筒抜けだからな。



結局さ、
パチンコ業界も佳境を迎えてんのかもな。



オリンピック。
法整備。
パチンコ遊技人口の減少。
店舗への規制。
台への規制。

こうして俺も客観的に見ると、
パチンコ屋も大変だなと同情すら湧いてくる。



そりゃそうだ。

俺は、

俺達は、

蚊帳の外なんだわ。



どれだけ規制されても、
何も変わらない毎日を過ごしてる。

上限金額なんて悠長な事言ってる内に、
禁パチ猛者に置いて行かれるだけだわな。



今もどこかでさ、
当時の俺のような負のループの渦中にいる奴がいると思うとさ、
何とも言えない気持ちにはなる。

早く気付いた者勝ちだ。

こういうニュースを聞く度に思う。
あの日に禁パチを覚悟しておいて本当に良かったとね。


今日も財布の金は減らない。

俺の禁パチ人生の展望
まずは「借金問題を解決する」こと。
そして「禁パチ中の暇を埋める」こと。
同時に「仕事の悩みを解決する」こと。
そして「将来に向けたお金の計画」を考える。

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佐藤 優
中央公論新社



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