0%禁パチ我慢

俺はよく記事で、
「パチンコする人なら仕方ない」
と例える事も多い。

この偏見全開の言い回しについて考えてみた。

なぜ、

パチンコする人という区別をするのか。

もちろん、
俺自身がパチンコする人だったからこそよくわかる。



「パチンコする人は電話には出ません」

パチンコ依存症にとって、
出ている台から離れる行為は「死」と同等だと思っていました。
どれだけ急用の電話だろうと、
大当たりが終わるまでは連絡がとれないのがパチンコ打つ人です。



「パチンコする人は約束を破ります」

パチンコ依存症にとって、
『連チャンが終わらなかった』
というのは言い訳ではなく、察しろの意味です。
『ごめんごめん連チャンが終わらなくてさ』
と言いながら遅れた経験は10回20回では済みません。
本当にごめんなさい。



「パチンコする人はお金を返せません」

パチンコ依存症だった俺は、
当時パチンコ仲間がいました。
『あと1万でパチスロ天井だから貸してくれ』
と言われて何度も貸しました。
出たらその日に返すのは当たり前ですが、
運悪く出なければ次の機会になります。
でも、自分が出ていた時だと『ある時でいいよ』なんて余裕をかまします。
飲み屋で『この前借りた金があるから俺が出す』なんて言われて、
数千円の飲み代を払ってチャラにされた事もあります。
俺は他人から借りる事はなかったのですが、
今考えてもお金にルーズな奴が多いのは間違いありません。
返ってきていないお金もわかるだけで数万あります。



「パチンコする人の会話はパチンコだけです」

パチンコ依存症にとって、他人に話せる内容はパチンコしかありません。
激アツを外した話。
いくら勝っただの負けただの。
あの店は何日に出るだの出ないだの。
あの客は店の犬だのサクラだの。
明日は出るだの出ないだの。
そんなくだらない事だけで何時間でも話せてしまいます。
それもそのはずです。
パチンコしかしていないのです。
時にはパチンコしていない人にも平気で自分のパチンコ論を語ります。
俺も自分のパチンコ論を語りすぎて誰かの耳にタコを作ったはずです。



「パチンコする人は他人の物を盗みます」

パチンコ屋で財布をなくしたらまず出てこないでしょう。
パチンコ屋が犯罪の温床なのは事実です。
パチンコする人は金に対する執着心が人一倍です。
目の前に落ちている金があったら?
そういう経験はありませんでしたが、
落ちていたら俺もポケットに入れた可能性を否定できません。
そして、落とした物はほとんど戻ってきませんでした。



「パチンコする人は嘘を言います」

パチンコが原因だとバレると怒られる。
そんな相手には平気で嘘を言います。
『学生時代の仲間と飲みに行く』
というふりをして何年もパチンコをしていた仲間もいました。
家族には本当にバレていないと言っていましたが、
自分がパチンコから離れてわかった事があります。
パチンコするという時点で信用はされていないという事に。
嘘もバレているという事に。



・・・



中には特殊な人もいるから、
完全にパチンコ打つ人全てがそうではないよ。
まぁ当たり前ですけどね。

うん。

「特殊な人」と言ったけど、
パチンコ屋の中では健全な人の方が特殊なんだよな。

パチンコしない人にはわからないかもしれないけど、
ヘタな昼ドラよりも泥沼な環境だ。



はっきり言おうか。



パチンコする人かパチンコしない人か、
人間関係を築く上でどっちがいい?

世の中には会社の面接で、
「あなたはギャンブルをしますか?」
とストレートに聞く企業も本当に存在するんだ。

選べるならパチンコしない人だよな。

俺はさ、

思うよ。

昔の俺が目の前に現れて、
「本当なんだ!信じてくれ!」
って言っても絶対に信じれない。

「本当はパチンコの為なんじゃねぇのか?」
と一度は疑うだろうね。

だって、

パチンコする人だったからさ。


悲しいけど、
信用ってのも金じゃ買えないんだよな。


今日も財布の金は減らない。

俺の禁パチ人生の展望
まずは「借金問題を解決する」こと。
そして「禁パチ中の暇を埋める」こと。
同時に「仕事の悩みを解決する」こと。
そして「将来に向けたお金の計画」を考える。

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