0%禁パチ我慢

ほとんどの人がそうだと思うんだけど、
労働基準法で「毎月1回以上の支払いの原則」ってのがある。
年俸だろうと月給だろうと必ず一ヶ月ごとに現金が手に入る。

だから、

まるで先月までの
「パチンコの負け」
がなかったかのような錯覚をして、
「今月こそ勝ってやる!」
なんてさ、

猿並の発想で生きてるんじゃないの?

あのさ、




もしも給料日が年に一回だったらどうなると思う?

パチンコ依存症という病気にとって、
目の前にある現金はさ、
パチンコを打つ為の「ただのチケット」になるんだよな。
一回の負け額で「一ヶ月の食費」にだってなる価値があるにも関わらずね。



えーと、

元旦が給料日としよう。

早ければ3月頃には、
「今年の給料を全部でパチンコで使ってしまった!助けて下さい!」
って泣き出す人が生まれるね。

ほぼ確実にね。

そりゃ、

残りの期間をタダ働きと考えれば、
仕事を続ける気力はゼロだろうね。



半年もすれば、
必ず自分で「死」を選択する人も出てくる。



うん。

そうなんだよ。

「パチンコに際限なく金を使えてしまう人」
が最も重い依存状態なんだよな。

当時の俺がもしも一年分の給料を手にしたら、
きっと今この世にはいない。



パチンコはさ、

一日で富は築けないように、
一日で年収を失う事も不可能なんだよな。

だから、

手に現金がある内は、
明日から勝ち続ければ取り返せる!
という夢を見る事ができてしまう。

収支をグラフで考えてみると、
たしかに増減の激しさを感じる。
数回に一回あればいい「大勝ち」は、
そのグラフにも一瞬の夢を与えるんだろうな。



ちょっとさ、

本気で想像してほしい。

「年に一回だけまとめて年収をもらえるとしたら?」

普通の人でも散財の可能性を考えて、
毎月の方が良い!
って思うかもしれないね。



そんな中でさ、

パチンコ中毒者が大金を手にしたら?

俺は絶対に良い結果を想像できねぇよ。

本当に「死」しか見えないんだよ。

給料日まで残り半年?

うわ・・・

生きる理由もなくなるわな。

さて、

パチンコ中毒者っていうのは、
給料日やボーナスで脳がリセットされる馬鹿が多すぎる。

今月こそ。

今度こそ。

失敗しても、
次の給料日を待つだけ。

だからジワジワと殺される。

最後は骨も残らない。

じっくり弱火で焼きつくされる。

弱火だから気付かない。

今自分がやっている過ちに気付かない。

命を削って遊んでいる状況に気付かない。

スリップしてどれほど後悔しても、
皮肉にも給料日という小さな癒やしに生かされる。



あのね、

まるで貧乏人のパチンコ劇場のように語ってきたけど、
高所得者だろうと続ければ結果は同じだよね。

3月頃に年収を失う低所得者。

6月頃に年収を失う高所得者。

こんな物に差なんかあるはずもない。
早いか遅いかだね。

年末にはどっちもこの世にいねぇよ。



いいか。

「年収を一回でもらう」
という事に不安を感じた奴。

その不安の元凶は、
「もしもパチンコで使っちゃったらどうしよう・・・」
なんだろ。

その気持ちが答えなんだよね?

パチンコは「お金を失う物」っていうさ。

パチンコで自分がいくら使ってしまうか怖いっていうさ。

だから、

禁パチ。最高だよ。

そうそう、

最高と言えば、

最近の小さな楽しみがあるんだ。

大沢たかおが出てる「仁 JIN」っていうドラマにハマってる。
古い作品らしいから知っている人は知っているのかな?
毎日引き込まれるように見てるよ。
見てない人は是非。
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皆さんの小さな楽しみも教えて下さい!


今日も財布の金は減らない。

俺の禁パチ人生の展望
まずは「借金問題を解決する」こと。
そして「禁パチ中の暇を埋める」こと。
同時に「仕事の悩みを解決する」こと。
そして「将来に向けたお金の計画」を考える。

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